top of page

<試験施工を行いました>
堤防の緑化、保護にむけて実際に鳥屋野潟に自生している植物の根っこを採取し、工事で使用する土を使い条件を以下の図の4つのパターンに分けて試験施工を行いました。
左の3つは鳥屋野潟に自生している植物の根となります。
散布する際に投入する根っこの数を変えて行いました。
右の1つは市販の種(外来種)となります。
こちらの条件でイタドリ、ヨモギ、ギシギシの三種類の植物、計12個のヤードを作成し、試験施工を行いました。


試験の結果
試験の結果、発芽は確認されましたが、試験期間が夏場だったこともあり、
暑さによってその後の芽が枯れてしまい、十分な生育を確認することはできませんでした。
一方、ヤード内では風などによって運ばれてきた種が発芽し、ほかの植物が多く生えている様子が確認されました。
<結果を踏まえた実際の施工方法について>
今回の工事は、鳥屋野潟の湖岸工事の第一歩となります。
そのため、今回の植生の結果が工事個所の緑化、保護だけでなく、今後の工事においてどのような工法が鳥屋野潟の環境に適しているかを考えるうえで重要な資料になります。
試験で得られた結果をもとにして、以下の5つの施工方法を行い比較しながら今後の鳥屋野潟の
湖岸工事の植生方法の検討にもつなげていきます。
①有機肥料+吹き付け施工

1つ目は、有機肥料と裁断した根っこを吹付機を使用して吹き付ける方法です。
②根っこ散布(手播き)

2つ目は植物の主根を使用し有機肥料と一緒に散布する方法です。
試験施工の結果、主根のほうからより多くの発芽が見られました。
ですが主根では吹付機の管を通過しないため、手播きでの施工になります。
③植生シートのみ

3つ目は植生シートという植物が育ちやすい環境を作るシートを施工する方法です。
法面にシートを敷き、固定するために釘やピンなどを使用します。
④植生シート+有機肥料

4つ目は先ほどの植生シートに加えて有機肥料を散布する方法です。
植生シートのみの施工だとうまく緑化が進まないケースもあるので今年度は有機肥料ありとなしで条件を変えて施工を行います。
⑤施工なし+有機肥料なし

5つ目は法面への根っこの吹付、肥料のどちらもなしの土だけのパターンです。
以上5つの条件に分けて施工を行います。
bottom of page
